去年11月に受けた統計検定1級の結果が返ってきました。
統計数理が合格でした。
統計応用は撃沈。むずかった。Twitterで検索したら他の人もそう思ってたみたい。
数字でも統計数理の合格率23%に比べて15.8%とやはり難しかったみたいです。
(どうやら有意に合格率に差があるようです)
(数理202/878、応用125/793 ※合格率とサンプル数は公式サイトからの引用です。)
受けたきっかけ
単純な知的好奇心です。
他にもTOEICや英検1級などを並行して受けていたのでついでだから、というのもありますが、大学と大学院の専攻や得意分野をクリア=修了後のおまけの要素として遊び倒すのも悪くないと思いました。
社会人になると収入ができるので、それを使って勉強は贅沢品ということをかみしめながら受けました。
受けたのは英検1級の面接の2週間後で、統計検定自体のための勉強期間は10日くらいです。
統計学という学問分野自体の勉強はやはり大学、大学院です。統計検定に限らず、1級は積み重ねだと思っています。
感想
統計数理。あれは「数学」です。
数理って書いてあるからまあたしかにそう。
そう割り切って確率変数の取り扱い、式変形、微分積分で押し切った感があります。
数学検定と統計検定も共通の受験者多いっぽいですし。
うろ覚えですが出来は感覚的には6-7.5割くらい。
統計応用。今年は名前の通り「応用」に関する問いがメインという印象でした。
それを差し引いても私は理論系の問題ばっかり選んでこの結果なので10日の勉強ではさすがに足りない(感覚的には4-5.5割。取りたい問題を逃したり、どつぼにハマりかけて時間配分ミスのような感じになったのが悔やまれる。それでも不合格者上位20%。今年頑張りたい)
※統計検定1級は点数は非公開。合格ならS, A, またはランク無し、不合格なら不合格者上位20%以内、20-40%、40~%という感じでレポートされます。
試験当日について
本記事で一番書きたかった項目です。
1級になると女性がほとんどいません。というより教室にいた覚えがありません。
「あ、これ完全に理系の大学3, 4年生または修士1, 2年生がいっぱいいるキャンパスの雰囲気だ」
というのが、教室に入って10秒で思ったことです。
もちろん、社会人と思われる方も3割くらい?受験していました。
しかし、全員雰囲気やたたずまいが「手強そう」「すごそう」みたいな感じでした。
僕はこれまでに「1級」では数学検定1級、英検1級を受けていますが、やはり1級の受験者は「何か」が違います。雰囲気や直感で分かります。積み重ねてきたものに対する見えない自信でしょうか。それとも「1級」という高みを目指す姿勢でしょうか。
そして統計検定1級はそれがさらに強烈に感じました。完全に私見ですが理由は検定に出題される問題自体の専門性の高さなのでしょうか。
そういった雰囲気に囲まれて受験するのは俄然やる気がみなぎるか逆に緊張するかは人次第だと思います。(むしろそれ自体も受験者への「試験」だったりして)
試験自体は、1級はマークシートにテストの解答以外の必要事項を記入し、解答は解答「冊子」に記入する感じでした。解答冊子はたしかA4サイズで、12-16ページくらいあった気がします。(すべて白紙。大学のテストみたいな感じで、それも解答スペースが異常に広く与えられた感じをイメージしていただければOKです)
12-16ページです。
全ページ埋める必要はもちろんないですが、解答導出過程も含めて全部記入。まるで理系の大学3, 4年か院生の課題みたいな感じです。懐かしい
統計応用の試験中、試験監督の方が「試験終了まで、・・・」と言ったつもりが何故か僕は「試合終了まで、・・・」と聞き間違えてしまうほど問題に集中していました。試験監督の方が本当にそう言い間違えてしまったのか、それとも僕が聞き間違えてしまったのかは不明です。もっと精進します。
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