応用情報技術者試験の午後問題はどれを選ぶべきか?合格者のデータをまとめてみた

基本情報技術者試験の上位版で、持っていると資格手当、他試験の一部科目免除、就職・転職で有利など、様々な恩恵のある応用情報技術者試験。

この記事では、応用情報技術者試験の午後問題の選択問題のうちどれが多く選ばれているかを、Twitter上で収集したデータを使って述べていきます。

概要

応用情報技術者試験には午前試験と午後試験があり、そのうち午後試験では選択問題10問(問2-11)のうち、4問を選択して解答することになります。問1は情報セキュリティで必須問題です。

2019年秋の例ではその10問の内訳は

問2:経営戦略 問3:プログラミング 問4:システムアーキテクチャ 問5:ネットワーク 問6:データベース

問7:組込みシステム開発 問8:情報システム開発 問9:プロジェクトマネジメント 問10:サービスマネジメント 問11:システム監査

です。

配点は必須問題の問1が20点、他の選択4問が20点×4であり、選択問題でどの問題を選ぶかは非常に重要です。

なお、午前試験は80問すべて4択問題で1問1.25点、午後は記述式問題で、同じ回に両方60点以上とれば合格です。

調査結果

2019年秋の合格者の選択割合をTwitter上で100人分調べました。1人4問選ぶので合計数は400となります。結果は下のとおりです。

母集団が合格者、Twitter上、選択した問題が分かる画像ツイートをした人に偏っております。ご了承ください。

選択問題 人数
問2 経営戦略 27人
問3 プログラミング 56人
問4 システムアーキテクチャ 36人
問5 ネットワーク 38人
問6 データベース 41人
問7 組込みシステム開発 62人
問8 情報システム開発 56人
問9 プロジェクトマネジメント 25人
問10 サービスマネジメント 26人
問11 システム監査 33人
合計 400人

 

どの問題も一様に選ばれるとすると、1問あたり40人。

余談ですが、3問しか選択しなかったのにも関わらず合格されている方もいました。

また、午後問題の点数が整数でない人は全く見当たりませんでした。

考察

問3:プログラミング、問7:組込みシステム開発、問8:情報システム開発の3問が人気という結果になりました。実務経験を積んでいる現役エンジニアの方やIT企業勤務の方が強そう(と僕が勝手に思っている)な分野。基本情報技術者試験でいうアルゴリズム、プログラミングに似た問題であり、暗記で習得できる知識よりも、応用して使っていくことのできる知識が問われがちな問題です。

プログラミングが苦手な人は問3:プログラミングを選ばずに応用情報技術者試験を攻略できるので、プログラミングとアルゴリズムが必須の基本情報技術者試験よりもやりやすい、という人も少数派ですがいます。

 

問4:システムアーキテクチャ、問5:ネットワーク、問6:データベース、問11:システム監査は平均的な選択割合であると分かりました。余談ですがこの回の問4:システムアーキテクチャでは動画の解像度、長さなどの情報が与えられたうえでそれをもとに動画の容量を計算する非常に面倒くさい計算問題が出題されたんだとか。(※電卓は使用禁止)

 

問2:経営戦略、問9:プロジェクトマネジメント、問10:サービスマネジメントは選択割合は低めでした。経営戦略は社会人経験のある人、ビジネス感覚がある人が有利な感じがします。

 

配点や採点の仕方は明らかになっていませんが、応用情報技術者試験の午後問題で点数が整数でない人は見当たらなかったことと、公式の解答例を見る限り、記述式問題は問題文から言葉を引っ張ってきたり、うまい部分を抜き出したものが答えになるように作られているのかもしれませんね。(あくまで僕の憶測です)

 

戦略としてはある程度過去問を見たりして自分ができそうな問題を5-7問ほど見極めつつ、問題ごとに本番で解くかどうかの優先順位をつけておき、試験本番で問題との相性を見て選択問題を決定する、というのでいいかなあと個人的には思います。4問ぴったりだと本番でその4問の中に地雷が入っていたら回避しにくいので。

まとめ

問3:プログラミング、問7:組込みシステム開発、問8:情報システム開発の3問が選択割合が高い

・問4:システムアーキテクチャ、問5:ネットワーク、問6:データベース、問11:システム監査は平均的な選択割合

・問2:経営戦略、問9:プロジェクトマネジメント、問10:サービスマネジメントは選択割合が低め

・本番で10問中4問選ぶので、あらかじめ選択候補を5-7問くらい持っておくといいかも

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