“at your own risk” という熟語と日本、海外の考え方の違い

昨日、タイトルに「閲覧注意」と書いたYouTube動画(【閲覧注意】ピクミン 爆弾持ち黄ピクミンで導火線)をアップロードしました。

 

日本語タイトルなので、外国人はタイトルと動画の狙いを見ずに視聴し、コメントの指摘で説明足らずを痛感し、投稿後に英語で簡単な説明を付け加えようとしました。

 

「閲覧注意」という言葉を英語にして試聴の際に注意を呼びかけようとしましたが、TOEIC950、英検1級持ちの筆者も、「閲覧注意」のうまい訳に少しだけ詰まりました。

思いついた翻訳文

Watch this video at your own risk.

 

というフレーズを説明文に入れました。

(タイトルではありません)

 

この文、直訳すると

 

「ご視聴の際は自己責任でお願いします」

 

といった感じになります。

 

日本語通り「閲覧」と「注意」をそのまま辞書で引いてそれを書く、というのはネイティブにとっては用法の違いなどの点から戸惑う原因になるので、英語を(勉強というよりは)学習するのはこういうところで役立てるためだったり。

日本と海外の違い

日本では「〇〇禁止」と書かれるようなことは、海外では “〇〇 at your own risk” と書かれることがあります。

 

日本では、「〇〇されると自分には害はないけど文句つけられたりして面倒なことになるから禁止と書いておこう」という理由、つまり責任や面倒ごとの回避を図ろうとしている感じがします。

日本は責任の所在が曖昧ともいわれますし。

 

一方、海外では「〇〇されても自分に責任はないし勝手に自分の判断、責任でやればいい」というスタンス、つまり責任の所在を明確に線引きしている感じがあります。

 

そのような文化の違いを理解したうえで、筆者は人によっては少しメンタル的に刺激がある動画に対してタイトルに【閲覧注意】、説明文に “Watch this video at your own risk.” と書いたのでした。

 

あ、一応利害が自分側に及ぶような行為、法律や規則で禁止されている行為についてはこのフレーズは使われず、Do not や No ~ing と書かれます。

あくまで「実際にやってどうなっても知らない、責任は持たない」ような行為に対して使われます。

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