TOEIC950、英検1級持ちでえいご漬けの書き取りマラソンの自己ベストが47秒14の筆者が、自分流にコツなどを書きます。
実際のプレイの様子は以下のとおりです。ご参考までに。
必要な能力
英語耳(発音記号と単語レベルだけでOK)
文単位になったときの発音のつながりを聞き分けたりする能力は必要ありません。
つまり英検準2級レベルでも「発音記号と単語レベルでの英語耳」がしっかりしていれば大丈夫です。(ソースはそれくらいのレベルのときに47秒22を出した筆者)
英単語のつづり
出る単語はそんなに難しいものではなく、英検準2級前後くらいだと思います。
速記能力
強い記録(47秒台)を出すためには上記の発音記号と単語レベルでの英語耳に加えて、殴り書きレベルの速記をする必要があります。
47秒前半を目指すと「殴り書きで書いた雑な文字をゲームが認識しない事象の回避を祈る」状態に。
書き取りマラソンの楽しいところは、上記の英語耳→脳の高速処理→手で速記→目と耳で正解を確認、というところにあると思います。(正解音やランナーの走り方など、目と耳で正解、という報酬をうまく設定してゲーム性を生み出している仕組みを考えた開発者はすごいと思います)
やっているうちに「脳汁が出る」、「(発音記号、単語レベルだけど)英語耳ができる」のを体感できると思います。
ゲーム的側面から見た、タイムアタック用知識
単語はできるだけ長いのが好ましい(junior high schoolなど)
次の単語の1文字目を素早く入力できる人は例外かもしれませんが、単語の切り替わりで少し間が開いてしまうことが多いのでランダムに出てくる1単語(正確には1問)は長い方がいいです。
入力量と入力時間が短いアルファベット(i,lなど)が多い単語がいい
ランナーの体力を減らさないためには1文字を速く書き取る必要があり、上とは逆の文字(m,wや一筆書きのできない文字など)が続くと手がつったり頭と手が一致しなくなりやすいです。
iとlや、入力量と入力時間が短く一筆書きができる文字の部分はオアシスです。
一筆書きで書ける文字は入力時間が短くなりやすいので好ましいです。(m,w除く)
同音異義語は2択ガチャ
例えば「ライト(ラは巻舌)」と聞こえた場合、rightとwriteの2択ガチャです。
47秒前半を目指すなら外したら運がなかったと思ってリトライしましょう。(そんなゲームだったっけこれ)
下記は同音異義語の一例です。
peace, piece right, write role, roll bear, bare
アルファベットの書き方
入力量と入力時間が短くなるように書くのが鉄則です。基本的にすべて小文字で書きましょう。(そのほうが入力量と入力時間が短いから)
littleなどのiとlは一本の縦棒で書く
書き取りマラソンではi,lの区別はしなくてOKです。1本の縦棒でよく、入力量と時間が短いのでi,lの多い単語(illなど)はボーナスだと思いましょう。
i,jは点いらず
点を書かなくても認識してくれるので一筆書き可。
tは横棒+縦棒で
2書目の最後の部分は曲げなくてOKです。
追記:fも多分できる
uは∪(数学の「和集合」)、nは∩(数学の「積集合」)
人によりますが、上のように書いた方がやりやすいこともあります。
筆者はuは和集合で書いていますが、nは書き始めの部分が左上で慣れてしまっているので普通に書いています。
uは書き始めの部分が誰でも左上なので和集合に矯正しやすいかと。
コメント