パワポケ10のバトルディッガー編では、ゲーム起動時間とゲーム内の行動(≒乱数消費回数)を同一にすることで、遺跡内の武器を所望の性能にすることができます。
本記事では、その具体的な方法とそれによって得られる高性能の武器のパラメータを書きます。
なお、この記事は以下を参考にいたしました。
パワポケ10 バトルディッガー編の主要武器の基礎能力値まとめ
また、この記事で書く内容の一部は、以下でも言及しています。
事前に準備すること
・甲子園一直線編のデータを1つ以上あける
・ペナントのデータを1つ以上あける
・バトルディッガー編の1章で、遺跡を3つ全部開放する
上3つを満たし、どこかの遺跡に行って追加倉庫の着脱などにより持ち物をわざといっぱいにした状態で宝箱を見ていって目当ての武器の宝箱を見つけます。
そして宝箱の上または隣にいながら持ち物をあけて、セーブして終わります。これで準備OKです。
やり方
DS初代またはLiteで、DSホーム画面でパワポケ10を14:01:39に選びます。
そして、乱数を12099回消費するために、以下を行います。
1:ペナントで新規データをずっとAを押して作り、すぐセーブして戻る
2:甲子園一直線編のオート命名で90秒間Aを押しっぱなしにする
3:しばらくAを押すと酒井、中村、清水、吉田と出るのでそこでやめてディッガー起動
4:狙いの武器の宝箱を取る
これでOKです。
結果
88ミリ砲の場合、下のような性能の武器が手に入ります。
なお、88ミリ砲でこの性能の場合、77ミリ砲換算では87-98-11-25、122ミリ砲では112-103-15-22、ブリザードカノンでは108-98-7-16、150ミリ砲では122-98-5-18という性能になります。
武器ごとの性能比較はこちら:パワポケ10 バトルディッガー編の主要武器の基礎能力値まとめ
限界値について
属性無し、または貫通付きの武器は遺跡を3つ全部開放しているときは、上のサイトで書かれた基礎能力値に以下の補正値がかかります。(それ以外の属性は、補正値に対して威力が0.8倍、弾数が0.6倍となるため上がりにくいです。また未確定ですが素早さも上がりにくいっぽいです)
威力 | 命中 | 素早さ | 弾数 | 備考 | |
補正値 | -15~+25 | -15~+15 | -2~+4 | -8~+12 | 全遺跡解放時、下限は出にくい |
今回の88ミリ砲の例では威力+22、命中+13、素早さ+3、弾数+10であり、すべての能力値が一流です。
すべてのパラメータが上限にかなり近く、(乱数調整の手間も考えた時に)これ以上上のものが出るのか、という感想です。
(追記:出ました→【最新版】パワポケ10 乱数を使った裏サクセスでの高性能武器の粘り方)
この性能のものは実機プレイでは滅多に出ません。
乱数消費と武器性能決定のメカニズム
「やり方」の項で書いたとおりに乱数を消費すると、ペナントで約11630回、オート命名90秒で約455回、消費します。
そのため、「やり方」の項の1, 2終了時に12085前後まで進みます。
そして、3で「酒井、中村、清水、吉田」となるまで進めると、12099回乱数消費。
そうすると、バトルディッガー編の武器の性能を決定する乱数は赤色の部分、12100-12123番目の24個分となります。
その24個分は真っ青、つまり値の大きい乱数ばかりです。
バトルディッガー編では武器の性能決定に使う乱数の値が大きいほど良い性能の武器ができます。
また、経験的に24個の乱数のうち、最初が攻撃、次が命中、その次が弾数、最後が素早さを決定しているようです。
4つのパラメータをそれぞれ平等に6個ずつの乱数値で決めているのか、また24個すべての乱数値が同じ重みで性能決定に寄与しているのかどうかは未確定です。
補足(乱数消費方法の一般化について)
オート命名でAを押しっぱなしにすると1秒に5回
名前が変わります。また、100分の1で同じ名前が続いてスキップされることを考えると、オート命名をN秒押しっぱなしで期待値的には5N×(100/99)回分の乱数が消費されます。100/99 = 1.01010101…です。
パワポケ10で簡単に調べただけですが、本記事で書いたペナントのファイル作成により約11600個の乱数が消費されます。(起動時間によって違うようですのであくまで目安です)
また、未確定ですがペナントのファイルを消去したときも約10500個ほどの乱数が消費されることがあります。こちらも目安です。
まとめ
・バトルディッガー編で攻撃、命中、弾数、素早さすべてのパラメータが非常に高い武器を乱数調整で粘る具体的な方法と、その結果を紹介しました
・武器の性能の決定メカニズムと乱数消費方法について、現時点で判明している分を紹介しました
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