RTAやスコアアタック、対戦などの集中力を必要とする場面のゲームプレイや、動画編集、ブログ執筆などのデスクワークにおすすめのゲーミングチェアを紹介します。
- できるだけ長く(出来れば3年以上)使いたい
- 安い買い物に失敗したくない
- 長時間のデスクワークや作業を快適にしたい
という人におすすめです。
結論
- できるだけ長く(出来れば3年以上)使いたい
- 安い買い物に失敗したくない
- 長時間のデスクワークや作業を快適にしたい
以上3点を満たすもので筆者のおすすめとしては、
AKRacing ゲーミングチェア Pro-X V2です。
筆者が何度もピクミン2というゲームのタイムアタック(RTA)で世界記録を出した椅子です。
1.5万円追加でフットレスト(足を延ばしたとき、足を置いて休むための台)もついてきます。
値段とかが気になる人は他のゲーミングチェアとの比較の項をご覧ください。
特徴
座り心地
硬すぎず、かといって軟らかすぎて大きくめり込む、ということはありません。ちょうどいい感触で、ずっと座っていられます
。
ブランド名にRacingが入っているとおり、車の運転席を再現した感じです。
実際の座り心地、生地の触り心地は「ソファー レザー」で画像検索するとイメージしやすいと思います。
(※レザーと言っても広いですが、表面はつるつる過ぎない方のタイプです。蒸れる心配もあまりないです)
背もたれのサポート
頭付近と腰付近にサポーターがあります。取り外しや高さ調節可能です。
姿勢や体形に合わせてお好みに調整できます。
色の種類
ブルー、グレー、レッド、ホワイト
があります。
自分のイメージにあった色にしましょう。
分からない場合は身近な人やプロのアパレル店員に「自分のイメージカラーは?」と聞きましょう。
※Pro Xではなく、別モデルのNitroならグリーン、オレンジがあります。Overtureなら紫、ピンクがあります。詳しくは後述。
値段
他のメーカー、種類よりは少々値が張ります。
筆者が買ったときには5.4万円でしたが、セール期間などによっては5万円以下になったりしているようです。
機能
- 椅子の高さ調節(通常のオフィスチェアと同様)
- 座ったまま椅子を回転し、向きを変える(オフィスチェアと同様)
- キャスター(オフィスチェア)
- リクライニング(新幹線の座席と同様。角度は180度!)
- 頭と腰のサポーター(クッションみたいなやつ。ゲーミングチェアといえばこれ。取り外し、高さ調節可能)
- アームレスト(腕の横についている手すりみたいなやつ)
アームレストについて
特にPro Xシリーズは値段が張る分アームレストが非常に優秀です。高さと前後、回転が即座に手でカチカチ変更できます。
(別モデルのOverture、Nitroは前後調節と回転はできません)
左右もできますが、これは組み立て時の調整っぽいです。ただPro Xなら回転が実質的な左右調整です。
写真の右or左方向への移動が、アームレストの前後調整。上or下への変更が、回転調整です。これができるのはPro Xのみ。高さは横のレバーを引きながら調節。
ゲームで手の位置や、コントローラの持ち方、持つ位置に気を遣う人には非常にうれしい機能です。
アームレストの素材は、強く押すと少しだけへこみます。頬杖をつくときに肘が痛まず、快適です。
作り込まれているな~と感じます。
総括
世の中の商品全般に言えますが、基本的に付加価値の高いものほど値段は高く、Pro Xシリーズはいい素材や部品を使っているため耐久性、アームレストの融通がきくのが優秀で、保証期間も3年と長いため長期間の快適な使用に向いています。
「長期使用を想定」「素材が経年劣化に強い」と宣伝しているだけのことはあります。
他のゲーミングチェアとの比較
AKRacingの他モデルとの違い
Overture
東京ヤクルトスワローズが神宮球場のベンチに設置しているものです。
値段はPro Xより8000円くらい安いです。4.6万円ほど。
材質が若干違い、かつアームレストがPro Xほどの融通ではないタイプ(高さ、左右(要ドライバー))です。
パープル、ピンクがあります。
Nitro
AKRacingのスタンダードモデル。Pro Xより1万円安く、4.4万円ほど。3年保証。
アームレストがPro Xほどの融通ではないタイプ(高さ、左右(要ドライバー))です。
グリーン、オレンジのものがあります。
他メーカーとの違い
DXRacer
対戦で勝利を追い求めるプロゲーマーが良く使っているイメージ
。
こちらも複数のシリーズがあり、身長や体形に対する適正や座り心地、アームレストの融通などが違うようです。
機能や素材が高レベルになるほど値段が高くなります。2万後半~5万後半くらい。
Dowinx
2万円前半。レザー系の生地ではなく、ファブリック系(布系)の生地
という珍しいゲーミングチェア。
オットマン(フットレスト的な、足を延ばして置いて休むためのもの)が、椅子自体についています。(通常のゲーミングチェアは別売)
Gtracing
1万円台
。値段だけ見るとかなり手が出しやすそうで、なんでこの値段で買えるんだろう?というほど。
タイムセールの時期はさらに安くなったりもします。
いわゆる、「ゲーミングチェア」といわれる椅子の機能(リクライニング、頭と腰のサポーター、アームレストetc)はこの値段であっても一通りついています。
予算が少なめの人でも手を出しやすく、そういった方の「ゲーミングチェアデビュー」向きの椅子なのかもしれません。
2万円台を出せば椅子の「耳」からBluetoothで音楽やBGMを流すことができる機能があるものが手に入ります(右側のリンクの方)。作業用に便利。
EXRACING
1万円台
。「コスパがいい」を目指して作られた品。
タイムセールの時期はさらに安くなったりもします。
ゲーミングチェアの機能が一通りついています。
「ゲーミングチェアデビュー」向きの椅子かも。
まとめ:AKRacing Pro Xはこんな人におすすめ
- 耐久性や使い心地がいいものが欲しい(こういう場合は多少値が張ってもいいものを買うべき)
- 上と併せて、できるだけ長く使いたい(※3年保証、長期使用を想定して製造されている)
- 安い買い物に失敗したくない
- ゲームだけでなく、長時間のデスクワークや集中力の要する作業を快適にしたい
- アームレストの位置が融通が利くものがいい(即座にアームレストの回転、前後移動、上下移動ができるのはPro Xだけ!他は上下移動や左右移動(要ドライバー)だけだったり)
小ネタ・補足
- プロ野球の東京ヤクルトスワローズ、読売巨人軍はベンチにAKRacingを導入している
- 東京ヤクルトスワローズは青色のOverture(筆者のはPro X)
- 筆者の観測範囲の話ではあるが、対戦で勝利を追求するプロゲーマーはDXRacer使いも結構いる
- 配信者でよく見るのはAKRacingの印象
- 組み立ては慣れにもよるが20-90分くらい。組み立て説明書、手袋、工具は付属でついてくる。
- 身体に密着する製品全般に言えるが、組み立て直後は工業製品のにおいがしたり、初めてのゲーミングチェアだと座り心地に違和感があるかも。ただ1-2日もしたらにおいも気にならなくなり、姿勢や座り心地も慣れる
- ゲーミング「座椅子」というものも存在する
- フットレストのほかにも、椅子をスムーズに動かせたり騒音、床に傷や跡をつけないためのマットや、昇降可能なゲーミングデスクも存在する。(ゲーミングチェアとセット買いができる場合もある)
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