TOEICを解くときの効率的な解答用紙の位置や目の動きを解説します

TOEICは慣れゲーと言われることがあります。

 

僕は人生通算13回目のテストで950点を取得しましたが、TOEICは時間勝負のテストなので細かいテクニックや小さな工夫は重要だと思います。

 

この記事では、僕がTOEICを解いているときの解きやすい解答用紙の位置、目の動きを書きます。

あくまで僕が個人的にやりやすい方法に過ぎないので、参考程度に。

 

リスニング

解答用紙の位置

このような感じで、問題の下に解答用紙を入れておき、ページをめくりやすいようにします。

解答欄は、これから放送される部分が問題用紙に隠れないようにします。

視線の方向など(※リスニング本文の放送中)

Part 1の放送中は、視線は放送中の問題の写真へ。

Part 3, 4では視線は放送中の問題の「選択肢」です。あくまで視線だけ。脳ミソは音声に。そのためにはPart3, 4の設問文の先読みをあらかじめ済ませておく必要がありますが、終わらなかった場合は質問文にさっと目を通します。

 

いずれにしても、放送されている問題の方向だけに視線を向けたままリスニング音声を聞きます。

 

正解選択肢がリスニング放送中に分かった問題は、指で記録します。

例えば、1問目がA、2問目がBと分かった場合は、図のように(解答者から見て)奥から1, 2、と指で作っておき、Questionの読み上げに入ったところで解答用紙に目と鉛筆を移して、マークします。

3問全部分かった場合は、答えがCなら3問目は頭の中で「3333333333333」とか言いながら解答用紙に目と鉛筆を移してマーク。

 

この方法は使いこなすにはそれなりの慣れと練習が必要かもしれませんが、放送中は解答用紙を見たり、解答用紙にマークしようとして意識を向けてマークする位置はどこだっけ、ということに心的資源を使うと、気が散って聞き逃しや集中力、リズムの乱れにつながりますので、それを避けるには効果的な方法です。

 

この方法についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください:TOEICのリスニングで威力を発揮する特化テクニック「指折り法」について

 

Part 2は音声に全力集中でOKです。

 

リスニング本文以外の放送中のときの視線の方向

Part 3, 4のときは、1, 2問目の質問文放送中はその問題の解答欄。

3問目の質問文放送中は、次の問題の設問文(先読み)。

 

また、問題の説明文(They’re entering a meeting room. とか言っている部分など)ではPart3, 4の図表問題に目を通しておくとよいでしょう。ただし、暗記はしない方がいいです。(しても忘れることが多いので)

あくまで図に何が書かれているのか、問われるのは何か、図の基本的性質をパッと視覚的にとらえるだけで大丈夫です。

 

また、Part 3の32-34問目とPart 4の71-73問目の設問文も”mark them on your answer sheet” などと言っているときに先読みしておきましょう。

 

リーディング

解答用紙は、リスニングの解答欄が問題用紙の下に隠れるようにします。

 

TOEICで使用される会場(大学、イベント会場等)の机では図のような配置でも机から問題用紙や解答用紙がはみ出すことはおそらくありません(少なくとも僕の経験では)

 

この配置の特徴は、

・解答時に視線を縦に動かすタイプであり、横に何度も視線を動かさなくてよい

問題用紙や解答用紙の位置を、終始大きく動かす必要がない

 

ことです。

 

解答用紙を右に置くか下に置くかについては、どちらがやりやすいかは最終的には個人によって変わると思いますが、英語が横書きの言語で文章の続きが下側に展開していく性質であり、かつ問題の配置自体も番号ごとに上から下に移っていくようになっている以上、解答用紙は下側に置いて縦方向の視線の動きを基本にした方がいいと思います(あくまで僕個人の主観です)。

 

解答用紙を右に置くと、解答時に上の性質とは逆の、横の視線移動になります。

どちらがいいかどうかは人によります。

 

筆者としてもリーディングは最高点455点止まりなのでリーディングの方法やルーティーンが固まっているとは言いづらいところ。リスニングみたいにPart 7で設問が3問以下の問題は指で記録するのを検討中の段階。

まとめ

・リスニングでは、放送中は意識は100%音声に。視線は設問文や写真の方向に。解答用紙はマーク時以外見ずに、放送中に正解が分かった場合は指で記録する

・リーディングでは、問題を解くときの視線の動きが英語の文章展開や問題の配置の都合上、縦方向になりがちなので解答用紙はリーディングのマークのみが見えるように問題文の下側に置くのもあり

究極的には自分が一番やりやすいやり方でやればよい。問題用紙を半分に折るという方法もあったりします

 

そもそも英語力を直接上げた方が早くない?というのもありますが、10回くらい受けていたらいつの間にか実力、点数向上とともにルーティーン自体も確立してきたので書きました。

 

※英語力、「TOEIC力」を同時に並行して上げるにはうまい人に直接見てもらったり、コツを教えてもらう、というのも1つの手かもしれません。

 

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