タイトルのとおりです。
筆者が2019年9月に自己ベストであるTOEIC 950点を取った時のスコアレポートの、パーセンタイルやアビメ(Abilities Measured)を書きます。
「もう一回やれ」と言われてもできそうにないくらいリスニングは集中力が続き、リーディングは時間内に解き終わって自己ベストタイ。
ちなみに、筆者がこれをたたき出したのは英検1級の1次試験を受験する1週間前でした。
英語の勉強の真っ最中で脳が英語モードに慣れており、力を発揮できる万全の状態だったことがプラスに出たのだと思います。
(英検1級の受験体験記はこちらから:英検1級の受験体験記)
L, Rの点数配分とパーセンタイル
下記の通りです。
L:パーセンタイルが97、495点
R:パーセンタイルが96、455点
TOEICでは、パーセンタイル(自分より下のスコアの人が全受験者の何%いるか)によって各セクションのスコアが決まります。
正解数ではありません。(大雑把ですが、筆者は正解率が約8割以上の場合はLが5×正解数+30前後、Rが5×正解数+5前後になるというイメージを持っています)
同じパーセンタイルであっても、LはRよりも40点くらい高く出ます。
参考までに、通算15回くらいTOEICを受けてきた筆者による情報を下に示します。
パーセンタイル | リスニング | リーディング |
97 | 495 | |
96 | 455 | |
95 | 485 | 450 |
94 | 480 | 440-445 |
93 | 475 | |
87 | 410 | |
85 | 450 | 405 |
84 | 400 | |
81 | 440 |
(表の出典:TOEICで900点以上を手っ取り早くとるには?効率の良い得点戦略をまとめてみた)
リスニングはパーセンタイル97以上であれば満点かその近くになりますが、リーディングは99ないと満点になりません。
仮に99でも490のこともあるっぽいです。上位0.5%くらいを取らないと満点にはならないと考えていいと思います。
アビメ(Abilities Measured)
リスニング
長めの会話のみで94%、それ以外は100%。
長めの会話は正解率がおそらく15/16か30/32くらい、つまり1-2問ミスだったと考えられます。
TOEICでは正解率が100%でなくてもL, Rの各セクションで満点を取ることが可能です。
筆者のイメージではLはミス3問前後までならOKで、Rはミス1問前後までならOKという感覚。(といっても本番に出る問題パターンや回によって結構ズレる印象。あくまでもスコアはパーセンタイルで決まります)
リーディング
上から順に、10/11、20/22、19/22、23/25、19/20 くらいの正解率だったのではないかと思います。(上から1番目と2番目は逆かも)
全体の正解率としては、90-91%くらい。
それくらいの正解率だとパーセンタイルが96で、Rスコアが455。
リスニングと比べるとリーディング高得点がいかに難しいかが分かります。
最後に
・TOEICのスコアはパーセンタイル(自分より下に何%の受験者がいるか)で決まる
・リスニングはパーセンタイル97くらいで満点、リーディングは上位0.5%くらいにならないと満点取れない
・L, Rで同じパーセンタイルだとLのほうが40点前後くらい高い(けど同じ正解数だとRのほうがパーセンタイルは高くなりがち)
・(あくまで筆者の主観ですが、)正解率が約8割以上だと、Lは5×正解数+30くらい、Rは5×正解数+5くらいになるので、目標点数から逆算して過去問演習をし、該当する正解率を目指すのがよさげ
・正解率や正解数の算出には、「質の悪い問題」(項目反応理論的に、統計的に受験者の能力と正解率との関係がない問題?)は除外される
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